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関節リウマチと股関節の病変 (2013/6/13)
太もも側の大腿骨頭(だいたいこつとう)と、それとかみ合う骨盤側の寛骨臼(かんこつきゅう)から構成される臼状(うすじょう)の関節が股関節。関節リウマチにおかされると、進行が早い部位のひとつに、股関節があります。 関節リウマチにおける股関節障害は、滑膜炎による関節破壊の他、ステロイド薬、もしくは血管炎による、大腿骨頭壊死のふたつに分けられます。長期間ステロイド薬を使用している患者は、関節リウマチの活動性が高くなる傾向にあり、単純な大腿骨頭壊死だけでなく、関節炎による関節障害を伴うことが多くなります。 関節リウマチの中でも、股関節はいったんおかされ始めると進行が早い上に痛みも強くあらわれます。さらに骨の破壊も同時に進行し、股関節は日常生活の中でも、非常に力の掛かる部分でもある上に稼働範囲も広い関節。そのため、股関節がおかされると、体全体の動きが不自由となってしまい、寝たきりの原因となることもあるのです。 初期の関節リウマチでは、股関節の障害は比較的少なく、病気が始まってから3〜10年程のあいだに、15〜40%の患者に病変が及ぶとされています。
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