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関節リウマチ患者全員に出る症状 (2013/6/10)
滑膜は滑膜層ともいい、関節を包む2層の膜のうち内側の膜です。関節液(滑液)を分泌することにより、関節をスムーズに動かしたり、関節にある関節軟骨と呼ばれる部位に栄養を与えたりする役割をもってあります。 滑膜の炎症である関節リウマチは、関節のあるところであれば、どこにでも起こる可能性のある病気です。その中でも、ほぼ全員に症状が出るとされているのが、手の関節で、手首と指関節の関節に分かれます。 手首にある、橈骨手根関節(とうこつしゅこんかんせつ)と呼ばれる部位は、初期のころからおかされやすく、熱感や押さえると痛みを感じる症状が起こりやすい場所です。 骨と骨とが向かい合って、関節包がつないでいるだけの簡単な構造をしている手首は、腫れが長く続いて関節包がゆるんでしまえば、簡単に外れてしまうようになります。こうなれば、関節リウマチ特有の変形した形になってしまうのです。 次に指の関節は親指を除いてそれぞれ3個ずつの関節があり、先の方から順番に名前がついています。それぞれは、一番先端部分の「DIP」遠位指節関節(えんいしせつかんせつ)、中間部分の「PIP」中手指節関節(ちゅうしゅしせつかんせつ)、根元部分の「MP」近位指節関節(きんいしせつかんせつ)と呼ばれています。 特に、手指の第2、第3関節はほとんどの関節リウマチの患者に病変が起こるとされています。
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