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後部硝子体剥離による飛蚊症 (2013/6/14)
硝子体(しょうしたい)は年々収縮していき、ある年齢になると硝子体膜が網膜(カメラでいうとフィルムにあたる部分)からはがれます。これが「後部硝子体剥離(こうぶしょうしたいはくり)」です。人により若くしてなる人もいれば、歳をとってからなる人もいます。 このとき、後部硝子体膜、すなわち網膜に接している硝子体膜についてきた網膜の細胞が自分で見えることがあり、飛蚊症の原因で最も多いものの一つです。 例えば焼き魚を食べるときに、魚の目から透明のゼリー状の物が出てくるのを見たことはないでしょうか? これが硝子体で、目の中身のほとんどを占めています。硝子体は「硝子体膜」というふくろに包まれた状態で目の中に入っていて、そのふくろは目の中で網膜にへばりついています。 後部硝子体剥離に伴う生理的飛蚊症と診断された場合、以下の2つの症状に気をつけましょう。 ■光が強く見えるようになった場合 ピカピカ光って見える症状が急に強くなった場合も、「網膜裂孔」が発生した可能性があります。速やかに再受診をお薦めします。 ■見えていた異物の数が急に増えた場合 1〜2個程度見えていた異物が、急に10〜20個に増えて見えるようになったら、眼科を受診して再検査を受けてください。後述の「網膜裂孔」が発生している可能性があります。 もし同様の症状が現れた場合は眼科を受診してください。
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