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飛蚊症の原因について (2013/6/13)
眼球内には硝子体という粘稠で透明な液体が詰っています。魚の目をつついた時に出てくるゼリー状の液体と同じです。角膜と水晶体を通して外から入ってきた光は、この硝子体を通過して網膜まで達します。 この硝子体という部分ににごりや出血があると、その影が網膜(カメラのフィルムに相当)に映って、何かがちらつくように感じるわけです。明るいところを見たときに、眼球の動きと共に揺れ動き、あたかも虫や糸くずなどの『浮遊物』が飛んでいるように見え、飛蚊症として自覚されます。 濁りの原因の一つである硝子体剥離は、硝子体が眼底からはがれて前方へ移動してしまった状態です。本来は光を通過させるだけの硝子体が網膜に影を落とします。後部硝子体膜の厚い部分が、影としてめるのです。 ほかにも、硝子体のにごりは、老化や極度の近視や先天的な原因でゼリー状の硝子体が液状化してしまういわゆる硝子体変性のほか、ぶどう膜炎などの炎症が原因であったり、網膜剥離の前兆としてみられることもあります。
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