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いぼ痔(痔核)について (2013/7/2)
日本人に一番多いとされるのがいぼ痔(痔核)です。トイレで排便したあと、トイレットペーパーを通して何かプリンとふくらんだものに触れたとしたら…それは、おそらく痔核でしょう。 肛門には非常に多くの静脈が集まった静脈叢があり、この部分の血の流れが円滑に流れなくなって静脈血がたまると、静脈瘤ができます。いぼ痔とは、この静脈瘤が膨らんでコブ状になったものです。いぼ痔はできる部位により2種類あり、肛門の奥の直腸にできるものをいぼ痔(内痔核)、肛門の外側にできるものをいぼ痔(外痔核)といいます。同じいぼ痔(痔核)ですが、できる場所に違いがあるため、その症状は異なります。 いぼ痔(外痔核) 外痔核は、便秘で排便をするときにいきんだり、重いものを抱えたりするときに起りやすいとされています。ですので、便秘にならない食事を心がけたり、いきなり腹圧がかかるような動きはなるべく避けるべきです。 また、外痔核はいぼができる場所が体性神経のあるところですから、ほとんどの場合に激しい痛みを伴います。薬を使用して1週間程度で症状が改善され、症状がひどくない限り、外痔核で手術を行うことはあまりありません。 いぼ痔(内痔核) いぼ痔(内痔核)は、排便時の負荷などにより、歯状線より上の粘膜下の静脈叢がうっ血してできた、いぼ状のはれを指します。 このあたりの組織には知覚神経(痛みを感じる神経)が通っていないことから、痛みを感じることは少なく、出血によって初めて痔に気づく場合も多いようです。 排便時に便器が真っ赤になるほど大量の血が出ることもあります。症状が進むと排便時にいぼが肛門の外に出てきたり、炎症などによる痛みを感じたりすることがあります。
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