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網膜剥離とは (2013/6/20)
目の底にある網膜は、その1番下の層である「網膜色素上皮」と、それ以外の「神経網膜」と呼ばれる9層で構成され、カメラに例えるとフィルムの役割をしています。 網膜剥離の厳密な意味では網膜全体が「剥離する」というより、網膜の中で層が「分離する」わけですが、網膜色素上皮も網膜の一部というのはあくまで学問的な分類。実際の臨床現場では神経網膜を「網膜」と呼び、網膜色素上皮は網膜の下の層という認識をしています。ですので、網膜剥離は網膜がその下の層である網膜色素上皮からはがれる状態だと考えてください。 網膜色素上皮と神経網膜の接着は弱く、接着が剥がれてしまって、神経網膜が硝子体の中に浮き上がってしまった状態が網膜剥離なのです。剥がれた網膜には栄養が十分に届かないため、徐々に網膜の働きが低下してしまうのです。 網膜剥離の多くは、網膜に穴が開いてしまい(網膜裂孔)、そこに水晶体の組織が入り込んで網膜が離れてしまうという、裂孔原性網膜剥離です。外傷を受けるボクシング選手がなることはよく知られていますが、実は老化によっても起こる病気です。
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