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気管支喘息について (2013/6/18)
気管支喘息は空気の通り道である気管支がアレルギーなどで炎症を起こし過敏になり、何かの刺激で腫れたり痰がでたりして狭くなり呼吸が苦しくなる慢性の病気です。「ゼンソク」というと「小児喘息」、「アレルギー」と思い浮かべる方も多いと思いますが最近は成人にも少なくなく、必ずしもアレルギー体質の人だけがかかるとは限りません。 原因ははっきりとわかっていませんが、何らかの刺激に対して、気道が過敏に反応し、気管支の筋肉が収縮して、気道が狭くなってしまうため、息苦しくなるものです。 気管支喘息の発作は、何の前触れもなく突然起こります。多くの人は夜中から明け方にかけて発症します。最初は、のどや胸が詰まる感じがして目が覚めます。やがてのどが鳴って喘息がおき、呼吸が苦しくなります。さらに呼吸困難がひどくなると、起き上がって座り込まなければ呼吸できない状態になり、咳や痰が出てきます。発作がおさまってくると咳も軽くなり、痰の粘り気も少なくなって呼吸困難も収まります。 多くの喘息患者さんは普段は何の症状もなく暮らしていますが何かのきっかけで急に息苦しくなり「ヒューヒュー」、「ゼーゼー」といった音(喘鳴)がでる発作をおこします。また慢性的な咳、痰だけの人もいます。発作には自分でもわからないような軽いものから死に至るような重症なものもあり大きな発作を起こしたことがある人は注意が必要です。夜間から朝方の時間帯に悪くなる人が多いのも特徴です。病院に受診する頃にはよくなっていることも多く発作時の症状を担当医によく説明してください。 成人の気管支喘息は、過去30年間で約3倍にも増加したといわれています。40歳を過ぎてから初めて発症するようなケースも決して珍しくありません。過去に小児喘息にかかった経験がある場合、成人になって再発するケースは少なく、全ての成人気管支喘息の3〜4%といわれています。
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